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賠償命令を無視し続けてきた日本最大の掲示板「２ちゃんねる」（２Ｃｈ）の管理人、西村博之氏（３０）の全財産が仮差し押さえされることが１２日、分かった。債権者が東京地裁に申し立てたもので、対象となるのは西村氏の銀行口座、軽自動車、パソコン、さらにネット上の住所にあたる２Ｃｈのドメイン「２ｃｈ．ｎｅｔ」にまで及ぶ見込み。

執行されれば掲示板の機能が一時停止するのは必至だ。

—痛いニュース(ﾉ∀`), ２ちゃんねる、閉鎖か

激しく今さらだけど、興が乗ったので触れてみる。

結論から言うと、たぶんコレはどうでも良い問題。2chは（例えばWinnyのように）緩やかな衰退を辿るかもしれないが消えないし、たとえ2chという掲示板郡が消えたとしても、こういう時に問題になっている「悪しき匿名掲示板」そのものは絶対に無くならない。それはつまり、代わりは用意されるってことね。

日本のネット文化に匿名性が定着したことには、そうなるだけの理由がちゃんとあったと思う。それは例えば、日本で実名ブログが少ない理由とか、リアルで充実している人ほどネットに入れ込まないって統計だとか、他にもいろいろ絡んでると思うけど。とにかく、匿名掲示板が流行ったのは必然だった。そう考えると文化的背景や国民的気質に対して何らかの変化が起きない限り、2chや2ch型掲示板は安泰だと思ってるんだけど。どうよ？

参考

• 池田信夫 blog, ビジネスマンが２ちゃんねるから学ぶべきこと
• R30, 拝啓FT様　サービス業の生産性について
• isologue, アルファブロガー2006投票中間報告にちょっとビックリ