GoogleがYouTube買収

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既にあちこちで騒がれてるネタ。
YouTubeもGoogle Videoもそのまま残るそうですが、両者が抱える莫大な情報とノウハウが共有される、という話みたい。

つまりGoogleはビデオサービスの拡充と動画検索(広告)分野への足がかりを手に入れ、YouTubeはネックだった著作権問題に対応するノウハウと資金力に加え、広告分野への得難い人脈を手に入れた。Googleのパートナーになることによる信頼性の向上、なんてオマケもあるみたいね。

業界の反応としては、手放しで誉める賛美派とリスクを危惧する懐疑派に別れるようですが、業績好調なGoogleにとって約2000億円の「お買い物」は致命打ではない、というのは一致するところ。

買収のリスク。懐疑派の不安

この手の議論はえてしてリアリストな懐疑派の分析が面白い。この買収のリスクとしては、大きく3つ。

  • 動画共有で急速に追い上げてきている、MySpaceの存在
  • 併せて「YouTubeのトラフィックの6~7割はMySpaceからによる」という発言 (News CorpのCOO、Peter Chernin氏)
  • 予想される「反YouTube同盟」による攻勢

より出来のいい動画共有サービスや検索サービスは既にかなり出てきているし、トラフィックの大半を著作権違反ビデオが占めている事実は否定できず、広告で収益に繋げるには課題も多い。ライバル(MySpace)がトラフィックを遮断したら、どうなるだろう?

ま~個人的には、前にYouTubeが「15億ドル以下では売らない」といっていたとき「Googleなら買えるなぁ」となんとなく思ったことが現実になったので、素直に楽しんどきます。

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