GR DIGITAL II を買った

/recommend/product

Note: この記事は、3年以上前に書かれています。Webの進化は速い!情報の正確性は自己責任で判断してください。


MEDIA SKIN, au design project

友人が露出計としてGRDが欲しいと言うので友情価格で譲渡し、代わりに気になってたGRD2を買った。なんか年末商戦に向けてガンガン値下がりしてる最中みたいで、ちょっと早まったような気がしないでもないですが。個人的には楽しくてしょうがないです。


MEDIA SKIN, au design project

正当後継機というだけあって、見た目は並べても違いがわからないくらい似てる。実はカタログスペックもあんま変わり映えしない。操作性や動作速度など、細かい使い勝手が向上してる。特にRAWが驚くほど速い。使わないけど。

以下、撮影サンプルと感想。

ISO 400が現実的に

GRDでシャープな絵を撮ろうと思ったら、ISO 60 か100で固定する必要があった。ま~ISO 400↑のノイズは白黒撮影時には逆に良い味になったりもしたんだけど。対してGRD2では高解像度のノイズがかなりマシになったこともあり、初代に比べて選択の幅が広くなった感がある。 ISO 400が普通に使えるのは、特に夜間の撮影では嬉しい。


ISO 400, F/2.4, 1/13, EV+0

ISO 800, F/2.4, 1/24, EV+0

ISO 1600, F/2.4, 1/48, EV+0

心なしかシャッタースピードも速くなっている印象もあり、初代では難しかった高速シャッターで「止める」撮影がやり易くなった。これはデカイ! ...と思う。もうちょい精進したい。

さらにノイズリダクション機能が付いていて、これもかなり優秀。これがあればISO 800も使える! ただ、(まだあまり実感は無いのだけど)ノイズリダクションはシャープネスとトレードオフの関係にあるらしい。ここら辺、シャープネスを得るためにノイズをわざと許容してる面もあるみたい。個人的にGRのシャープな描写に惚れ込んでいるので、扱いにはちょっと注意するつもり。長時間露光との相性は良いらしい。


ISO 1600, F/2.4, 1/48, EV+0, ノイズリダクション ON

機能面

初代と今作を比べながら色々ためしてみるのが、どえらい面白い。

電源ボタンはちょっと押しにくい。初代のが押した感じは良かったかな。事故は防げるかも。

初代より見たまんまの色で撮れる。たまに驚くほど明るい絵になったりする。

初代では「前に撮った写真を確認する」ボタンだった「<」ボタンが、ファンクションボタンになってる。初めは戸惑ったけど、これに設定できる「AEロック」が凄く便利。ロックするとシャッタースピードまで表示される。スポットAEで適当な露出を探して固定するのが楽しい。そんなこともあって初代に比べて露出補正を使う機会は減った。

話題の電子水準器や、自動回転機能も便利。Sig.は良く傾けて撮ったりもしてて、「水平」にはあまり拘らないのだけど、これがあることで「普通に撮る」と「外して撮る」にメリハリが付けられる気はする。判定がけっこうシビアなんで、手ブレが少なくなる副作用もあったりなかったり。

ワイコン

これは初代とそう変わらないだろうけど、参考までに



横 28mm/21mm

縦 28mm/21mm

作品例


GR DIGITAL II 28mm, ISO 1600, F/3.2, 1/16, EV+0, 白黒(TE) セピア+0

GR DIGITAL II 21mm, ISO 80, F/5.0, 1S, EV+0, ノイズリダクション ON

GR DIGITAL II 28mm, ISO 800, F/5.0, 1/3, EV+0

Note: スパム対策が面倒なので、コメント投稿を廃止しました。以前のコメントは残します。
ご意見・ご要望はtwitter@sigwygかはてブコメントにて。