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MEDIA SKIN, au design project
友人が露出計としてGRDが欲しいと言うので友情価格で譲渡し、代わりに気になってたGRD2を買った。なんか年末商戦に向けてガンガン値下がりしてる最中みたいで、ちょっと早まったような気がしないでもないですが。個人的には楽しくてしょうがないです。
正当後継機というだけあって、見た目は並べても違いがわからないくらい似てる。実はカタログスペックもあんま変わり映えしない。操作性や動作速度など、細かい使い勝手が向上してる。特にRAWが驚くほど速い。使わないけど。
以下、撮影サンプルと感想。
ISO 400が現実的に
GRDでシャープな絵を撮ろうと思ったら、ISO 60 か100で固定する必要があった。ま~ISO 400↑のノイズは白黒撮影時には逆に良い味になったりもしたんだけど。対してGRD2では高解像度のノイズがかなりマシになったこともあり、初代に比べて選択の幅が広くなった感がある。 ISO 400が普通に使えるのは、特に夜間の撮影では嬉しい。
心なしかシャッタースピードも速くなっている印象もあり、初代では難しかった高速シャッターで「止める」撮影がやり易くなった。これはデカイ! ...と思う。もうちょい精進したい。
さらにノイズリダクション機能が付いていて、これもかなり優秀。これがあればISO 800も使える! ただ、(まだあまり実感は無いのだけど)ノイズリダクションはシャープネスとトレードオフの関係にあるらしい。ここら辺、シャープネスを得るためにノイズをわざと許容してる面もあるみたい。個人的にGRのシャープな描写に惚れ込んでいるので、扱いにはちょっと注意するつもり。長時間露光との相性は良いらしい。
機能面
初代と今作を比べながら色々ためしてみるのが、どえらい面白い。
電源ボタンはちょっと押しにくい。初代のが押した感じは良かったかな。事故は防げるかも。
初代より見たまんまの色で撮れる。たまに驚くほど明るい絵になったりする。
初代では「前に撮った写真を確認する」ボタンだった「<」ボタンが、ファンクションボタンになってる。初めは戸惑ったけど、これに設定できる「AEロック」が凄く便利。ロックするとシャッタースピードまで表示される。スポットAEで適当な露出を探して固定するのが楽しい。そんなこともあって初代に比べて露出補正を使う機会は減った。
話題の電子水準器や、自動回転機能も便利。Sig.は良く傾けて撮ったりもしてて、「水平」にはあまり拘らないのだけど、これがあることで「普通に撮る」と「外して撮る」にメリハリが付けられる気はする。判定がけっこうシビアなんで、手ブレが少なくなる副作用もあったりなかったり。
ワイコン
これは初代とそう変わらないだろうけど、参考までに
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