もらって嬉しいトラックバック (その2)

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Note: この記事は、3年以上前に書かれています。Webの進化は速い!情報の正確性は自己責任で判断してください。

トラックバックするときに、相手記事への言及リンクは必要か不要か……トラックバックスパム問題も絡んで論争となってきたが、これもまた、トラックバックをどのようにとらえているかという考え方で分けると、すでにネット上には4つの文化圏が存在しているように思われる。 「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか

昨日の続き。トラックバックに関する立ち位置の違いについて、すっごく解りやすく解説している記事があったので、メモっておきます。

開発者の想定はともかくとして、今となってはトラックバックのあり方について異なる文化圏が成立している、と考えると確かにすっきりします。この記事では、ざっくり4つの文化圏について纏めています。

  1. 言及リンク文化圏
  2. 関連仲間文化圏
  3. ごあいさつ文化圏
  4. spam文化圏

リンクと関連性を求め、それさえ揃っていれば無断でどんどんやればいい、とする「言及リンク文化圏」。リンクせずとも共通の話題でさえあれば良いとする「関連仲間文化圏」。貰えさえすればとにかく嬉しい「ごあいさつ文化圏」。交流だの情報交換だの歯牙にもかけない「spam文化圏」...の4つ。

情報の質、検索の純粋性、言及リンクの有無と、内容の関連性などによって分類できるかな。当サイトは間違いなく「言及リンク文化圏」に属しております。

この記事で特に巧く説明してあると感じるのが、以下の部分。

実は、対極に位置する「言及リンク文化圏」と「spam文化圏」だが、この二つはある一点でトラックバックの本質を同じようにとらえている。それは、トラックバックが「相手の記事からアクセスを奪ってくるもの」という事実だ。相手の記事に、自分のブログ(やサイト)へのリンクを自動的に掲載させる。それがトラックバックだ。だとすると、トラックバックによって生まれるアクセスは、「相手から自分」への一方通行なのである。アクセスを「奪う」と書いたのは、このためである。 トラックバックは「アクセスを奪うもの」という意識の有無

Sig.が言及リンクを求めるのも、この問題があればこそ。いまさらアクセス数に拘る気はありませんが、流れととして「あっちには行けるが、こっちには来れない」というアンフェアな関係が、どうにも気持ち悪い。

当サイトのスタンス

要するにうちは、本質的にテキストサイトなんですよね。管理と更新が楽だからBlogツール使ってるけれど、Web日記的なブログサイトとは、ちょっと違う。技術系ブログとか2~3年のキャリアがあるサイトだと割と良くある傾向だと思うので、とりたてて特別ってわけではないでしょうが。

件の記事についた幾つかのコメントが、うちみたいなサイトの心境を巧く表していると思う。

言及リンク族は記事が主体、関連仲間族、ごあいさつ族は中の人が主体ってことですね。
情報・資料としてのBlogかコミュニケーションツールとしてのBlogか使われ方が違うあたり、言及リンクがモヒカン族であるというのは非常にわかりやすかったです。 [No.115]

(前略)自サイトの中にそぐわない記事を入れるのもいやだ。テキストサイトの管理人ならわかるだろうが、テキストサイトというのはそれなりに統一性を考えて作っているものだからである。 [No.116]

Sig.としては、下手にトラバ貼られるよりリンクしてもらったほうが嬉しいし、コメント欄での議論も長文コメントも歓迎です。

なのにトラバ機能を消さないのは、記事に対する「記事での議論」への憧れが捨てきれないからですが... だんだん消しても良い気になってきた。スパム対策、たいへんなんだよね... だれか困る?(´・ω・)?

Note: スパム対策が面倒なので、コメント投稿を廃止しました。以前のコメントは残します。
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