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なんか評判良いみたいなので混んでるかもな~、と思ってAM2:05からのレイトショーで見てきました。こっちはガラガラ。ど真ん中、大音響で堪能してきました!
うん。良かった。なんといっても戦闘シーンが圧巻! 特に正八面体のカレは変形するとは聞いてたけど、せいぜいドリルくらいだろうと思ってた俺の予想を一足飛びで裏切ってくれました。ありゃスゴイよ。使徒つえぇぇぇ! ここだけ取ってもDVD出たら買ってやろうと決意した出来映え。庵野さんGJ。
以下、ネタバレ含む感想およびメモ書き。
明日のためのメモ書き(その1)
主要人物に共感できるよう計算されている印象を受けた。特にミサトの言動からはともすれば批判の対象でもあった“安っぽさ”が薄れ、人としてより深みのある理由付けがされているように思う。シンジの苦痛/悩み/諦観にも単純に“甘え”と切り捨てられない表現があった。中でも戦いへ挑む“覚悟”を表したところは好感に値する。
その他、旧作での矛盾を解消する細かい描写の変更、および科学的説明、はては旧劇場版との繋がりを匂わすシーンなど、旧作ファンとしては興味深い修正が多くあった。
- 使徒
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- サキエルが第四使徒
- 使徒が死ぬときは内側から破裂するように爆砕し、血の海を残す
- 使徒の血は赤い(ラミエルも)
- ラミエルはむしろ正八面体でいることの方が珍しい
- ラミエルの砲撃に幾つものバージョンが追加(狙撃/砲撃/対空...etc)
- エヴァ、使徒、模擬体の描写はよりグロテスクに(生物的側面の強化)
- 使徒の形状は段々と原作から乖離(第七以後は別物な可能性あり)
- 使徒はあと8体
- エヴァ
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- 「レイが初号機に乗るのは危険」らしい
- 零号機暴走時、射出後に激しく動き回るエントリープラグ(負傷の理由)
- 初号機はダミープラグを主に、との意向が見られる(現段階では未完成)
- パレットライフル→ガトリングガン
- プログナイフはより無骨な感じに
- 陽電子砲専用のG型装備
- 量産型ではない六号機までが登場決定
- 四号機はやっぱり消滅するらしい
- ネルフ
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- 本部施設の未完成っぷりに拍車がかかる(旧人工進化研究所やゲヒルンっぽい)
- 作戦や対応に合理性が見られる
ex. ラミエル戦の初戦ではカタパルトが融解したため、初号機をすぐには回収できなかった - ミサトは最初から(正規のカードで)ドグマに入れる
- ミサト「彼、思ったよりナイーブで扱いにくい...」
- ミサト「ご自分の息子を信じてください」
ゲンドウ「任せる。好きにしたまえ」
- ゼーレ
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- 「人類補完委員会」でなく、最初から「ゼーレ」
- ゼーレのロゴがより有機的に(7つ目の仮面+口元の蛇)
- キールのモノリスは月面にも到達可能
- 世界観
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- 最初から赤い海
- 廃墟に巨大な人型の白線(原作の量産機跡?)
- LCLが赤い(そういえば「LCL」と言ってたか?)
- 地下の白い巨人は「リリス」とミサトが明言
- 「リリス」の仮面がサキエルっぽい感じ
- 「リリス」の胸に傷跡
- 「リリス」から零れる体液はオレンジ
- 月面に旧作の白い巨人(実はリリスだった「アダム」)
- 「月面のアダム」の仮面は旧作のものと同じように見えた
- 「月面のアダム」の周囲はやたら人工物が多い(発掘したってより穴あけて置いてるみたいな印象)
- カヲルは「月面のアダム」周辺に幾つも置いてある黒い箱から覚醒
なんとなく地下の「リリス」は実は旧作の弐号機なんじゃないか、とかいう妄想。
参照
- Wikipedia, ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序
- 最終防衛ライン2, 新世紀エヴァンゲリオンと新劇場版ヱヴァンゲリヲンの相違 再構築
- EMPTINESS, 2007-09-01
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