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ネットを泳いでいると、たまに面白いものを見つけます。
かつて Mike Schenk によって編纂され、USENETを通じて世界中に無料配信された The Real Programmer Stories (邦訳: おおくぼ, プロジェクト杉田玄白)です。
曰く...
本物のプログラマはFORTRANを使う。(中略)もし FORTRAN で出来なければ、アセンブリ言語でやる。アセンブリ言語で出来なきゃ、それはやる価値がないのだ。(第2節 言語)
ちなみにFORTRANてのは、1954年にJohn Backusによって考案されたコンピュータにおける史上最初の高水準言語です。コンピュータを動かすために0と1をせっせと打っていた時代に、マシン語やアセンブリ言語を知らない人でもプログラミング出来るようにしてくれた初めての言語。
...で、ま~こんな感じで具体的な事例も絡めて延々と続くわけですが、特に面白いのは、以下のくだり。
- 本物のプログラマは9時から5時まで働いたりしない(夜の、なら働く)。
- 本物のプログラマはネクタイをしない。
- 本物のプログラマはハイヒールを履かない。
- 本物のプログラマは昼食時間に合わせて出勤する。
- 本物のプログラマは妻の名を知らないかもしれない。しかし、ASCIIコードテーブル(か EBCDIC)はしっかり憶えている。
- 本物のプログラマは料理の仕方を知らない。食料品店は午前3時に開いてはいないからだ。本物のプログラマは Twinkies とコーヒーで生き延びる。
(第8節 本物のプログラマーの生態)
1982年かな? 現在ではFORTRANはいうに及ばず、当時において新進気鋭であったPASCAL言語でさえ、既に古典と言われて久しいわけですが... 今もってプログラマという人種の生態を語るものとしては、なかなかに面白いものがあります。えぇ、確かに本物のプログラマです。いろんな意味で。
これに絡み、面白そうなサイトも発見。
» osdev-j
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