Note: この記事は、3年以上前に書かれています。Webの進化は速い!情報の正確性は自己責任で判断してください。
前回まとめたDateオブジェクトを踏まえたうえで、Cookieのまとめ。ソースはQuirksMode。
- 記述例
- document.cookie = 'NAME1=testcookie; expires=Thu, 1 Jan 2030 00:00:00 GMT; path=/; secure'
- 書式
- 
  - 名前と値をセットで記述する(name1=value1; name2=value2; ...)
- セミコロンと半角スペースで区切る
- 有効期限は決められたフォーマットで記述する(GMT/UTC)
- 「=」や「;」などの特殊記号や日本語文字を使用する場合、エンコードして記録する
 
確認用
- alert(document.cookie);
エンコードとデコード
- xx = escape(xx);
- xx = unescape(xx);
解説
- NAME=値
- 必須。好きな名前に好きな値を指定できる。
- expires=値
- 
  書式は「Thu, 1-Jan-2030 00:00:00 GMT」。この書式はJSだと「Date.toGMTString()」メソッドで作れる。過去の値を指定した場合、Cookieは削除される。
 省略するとブラウザを終了させるまでが有効期限になる。
- path=値
- 
  「path=/hoge」と指定すると、「/hoge」にマッチするすべてのページに対してCookie情報が送られる。
 省略時は、Cookieを設定したページのパス名部になる
- domain=値
- 
  Cookie を発行する Webサーバーの名前。
 省略した場合は Webサーバー名(www.hogehoge.com など)になる。
- secure
- 記述しておくと、サーバーとの接続がセキュアである時のみ、Cookie情報が送信されるようになる。
参照元: QuirksMode, Cookie
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